珊瑚舎スコーレでは、慰霊の日に特別授業を行なっています。
今年は、午前に演劇「洞窟(ガマ)」を視聴しました。中・高等部の『ことば:うちなー口』講師が出演している作品です(この作品は6月中、無料配信しています。詳しくはACO沖縄のHPご覧ください。https://www.acookinawa.com/)
午後は、糸満市にある魂魄(こんぱく)の塔を訪れました。
翌日、振り返りを行い、それぞれの感想を共有しました。
今回、慰霊の日を自分の時間として受けとめて欲しいので、心に残るワンシーンを撮ってもらい、30字以内でキャプションをつける取り組みをしました。
6月24日の沖縄タイムス
戦後76年が経ちましたが、私たちの身の回りには抑圧的な構造が潜んでいます。SNSでの誹謗中傷、ヘイト、ハラスメント、DV、いじめなどは絡み合って人の命さえも脅かしています。
あらゆる人権が踏みにじられた戦争から学び、他者を/自分を、大切にできる感覚を磨き続けることが必要だと思います。慰霊の日は過ぎましたが、平和学習は日常の中で続きます。