コース紹介(高等部 高等専修学校 文化教養コース)

コース紹介(高等部 高等専修学校 文化教養コース) 2022-05-27T11:58:09+00:00

教室は教員が知識や技術を伝達するためにあるのではありません。その場に参加しなければ手に入れることが出来ない体験としての学びをつくる場でなければなりません。生徒同士がお互いを支え合い、ともに成長するためにあるのです。生徒一人ひとりが授業を、あるいは学校そのものを「思索と表現と交流の場」としてつくることを通し、互いに自分を創ります。

※高等学校等就学支援金制度対象校
※大学入学資格付与指定校(申請中)

平和学講座
生活の中に潜む差別構造や抑圧構造に気づく感覚を育てましょう。自分が出来ることをするのが平和への一歩です。

じんぶん講座
珊瑚舎スコーレの教育の考え方にさまざまな切り口からアプローチする「おもしろ哲学講座」です。

アジア講座
人を知ることは大切なことです。東アジアや東南アジアを切り口に「お隣の国と地域の人々」に近づきます。

文章講座
「自分のことばで自分にしか書けないことを書く」ことが目標です。鑑賞と創作と表現の時間です。

募集要項(PDF)
入学申込書(PDF)
沖縄を学ぶ

沖縄は日本の一地方ではありません。日本列島の南端に位置し、南と西に開かれたもう一つの中心の地と言えます。500年間で培った琉球文化は地球の宝と言っても過言ではありません。珊瑚舎スコーレは沖縄の文化伝統を等身大の努力で生徒たちと受け継ぎたいと思います。

紅型講座

紅型とは沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つ。思索し、創造し、表現する営みは人間に固有のものです。森羅万象をモチーフとして一枚の布に自分の形を表現します。

焼物講座

沖縄のことばで焼物のことを「やちむん」と言います。自分の掌の中から形を生み出すために道具を使いこなすことは貴重な自己対話の時間となります。

沖縄講座(自然)

琉球列島の島々は固有の生物相と顕著な生物多様性で知られています。その固有な自然と人との関わりが危機的な状況にあることも含めてフィールドワーク等を通して学びます。

琉球・沖縄史

琉球列島は固有な文化と歴史をもつ、類まれな島嶼地域です。このような一つの中心地としての琉球・沖縄の歴史から、現代社会を考えます。

沖縄講座(芸能)

民謡にうたわれている世界を読み込み、歌い込みながら沖縄の歴史、文化、自然、社会にアプローチしていきます。唄・三線・踊り・組踊の世界に触れることで沖縄への認識を深めていきます。

沖縄講座(文化・民俗)

沖縄は琉球王国としての500年近くの歴史があります。作り出した文化・民俗は、独自の輝きを放つ島嶼文化を形成しました。ユネスコは世界文化遺産に指定しています。沖縄の文化や民俗を学ぶことは現代を生きる私たちに多くのことを示唆してくれます。

慰霊の日特別授業(毎年6月23日)

(初等部・中等部・高等部・夜間中学校 合同授業)
沖縄戦で犠牲になった人たちに祈りをささげる日です。珊瑚舎スコーレは毎年、フィールドワークや講演会を通して、この一年間、自分自身がどう平和と向かい合 ってきたかを立ち止まって考えるための日としています。

時間割

8:30~8:40 始まりの会 校外活動日
山がんまり

フィールドワーク
など
8:40~9:00 英会話
9:10~10:30 高認数学 ことば:英語 高認社会 ことば:英語
10:40~12:00 沖縄講座 アートタイム(美術) 高認理科 琉球・沖縄史
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:20 平和学講座 文章講座 自然講座 体育講座
14:30~15:50 シンカ会議 アクト&ドラマ(演劇) 工芸講座 焼物/紅型 シンカソング

※高認は高卒認定試験に対応した時間です。通信制高校在籍者も参加します。
※校外活動日は校外施設の「山がんまり」を中心にした活動を行います。フィールドワーク、リクリエーションなどの活動もします。
※シンカは仲間を表す沖縄の言葉です。シンカ会議は話し合いの時間、シンカソングは珊瑚舎スコーレの生徒たちが作るオリジナルソング(ここ歌)を作るための時間です。小・中・高等部合同です。
※曜日や時間帯、講座が変更になる場合があります。

時間割

8:30~8:40 始まりの会
8:40~9:00 英会話
9:10~10:30 高認数学
10:40~12:00 沖縄講座
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:20 平和学講座
14:30~15:50 シンカ会議
8:30~8:40 始まりの会
8:40~9:00 英会話
9:10~10:30 ことば:英語
10:40~12:00 アートタイム
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:20 文章講座
14:30~15:50 アクト&ドラマ(演劇)
8:30~8:40 始まりの会
8:40~9:00 英会話
9:10~10:30 高認社会
10:40~12:00 高認理科
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:20 自然講座
14:30~15:50 工芸講座 焼物/紅型
8:30~8:40 始まりの会
8:40~9:00 英会話
9:10~10:30 ことば:英語
10:40~12:00 琉球・沖縄史
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:20 体育講座
14:30~15:50 シンカソング
9:00~9:10 校外活動日
山がんまり

フィールドワーク
など
9:10~10:30
10:40~12:00
12:00~13:00
13:00~14:20
14:30~15:50
15:50~16:00

時間割表を画像で見る
※高認は高卒認定試験に対応した時間です。通信制高校在籍者も参加します。
※校外活動日は校外施設の「山がんまり」を中心にした活動を行います。フィールドワーク、リクリエーションなどの活動もします。
※シンカは仲間を表す沖縄の言葉です。シンカ会議は話し合いの時間、シンカソングは珊瑚舎スコーレの生徒たちが作るオリジナルソング(ここ歌)を作るための時間です。小・中・高等部合同です。
※スコーレタイムは生徒が互いに教えあうための時間です。個別学習の時間にもなります
※曜日や時間帯、講座が変更になる場合があります。

年間日程表(PDF)

授業科目について

「沖縄」と「アジア」を学ぶ 沖縄を学び、沖縄と関わりの深いアジア地域の歴史・文化・言葉を学びます。自分を知り、隣人を知ることが共生への一歩です。アジア関連の授業は2、3年次に行われます。
芸術活動の時間 思索し、創造し、表現する営みは人間に固有のものです。この世に形として存在しないものに一つの形を与える営みです。将来、その道に進むために学ぶこともありますが、もう一つ、今の自分を磨くために学ぶことも大切です。
「山がんまり」と「畑の時間」 道具を使って生活するための様々な物を作ること、作物を育て、収穫し、それを調理すること。自分の体と道具を使う営みは自立的な身体と自立的な思考を身に着けるための基礎の一つです。
旅の時間 日常から離れた「旅の時間」での体験は人を豊かにしてくれます。自分で作った資金と自分で立てた計画を手にして夏休みに出かけます。全員が参加する計画が珊瑚舎の修学旅行になります。
特別活動・自治活動 生徒、学生が学校づくりに参加することを大切にします。自分たちの場を自分たちで作ることが協同性を育んでゆきます。
英会話 英会話(平日毎朝)や授業を通して「話す」「聞く」を中心に英語でのコミュニケーションを楽しみます。卒業生はバイリンガルを目指しましょう。
シンカ会議 シンカは沖縄の方言で仲間のことです。珊瑚舎のこと、世の中のことなどをみんなでゆんたく(おしゃべり)します。

授業科目について

「沖縄」と「アジア」を学ぶ

沖縄を学び、沖縄と関わりの深いアジア地域の歴史・文化・言葉を学びます。自分を知り、隣人を知ることが共生への一歩です。アジア関連の授業は2、3年次に行われます。

芸術活動の時間

思索し、創造し、表現する営みは人間に固有のものです。この世に形として存在しないものに一つの形を与える営みです。将来、その道に進むために学ぶこともありますが、もう一つ、今の自分を磨くために学ぶことも大切です。

「山がんまり」と「畑の時間」

道具を使って生活するための様々な物を作ること、作物を育て、収穫し、それを調理すること。自分の体と道具を使う営みは自立的な身体と自立的な思考を身に着けるための基礎の一つです。

旅の時間

日常から離れた「旅の時間」での体験は人を豊かにしてくれます。自分で作った資金と自分で立てた計画を手にして、夏休みに出かけます。全員が参加する計画が珊瑚舎の修学旅行になります。

特別活動・自治活動

生徒、学生が学校づくりに参加することを大切にします。自分たちの場を自分たちで作ることが協同性を育んでゆきます。

英会話

英会話の時間(平日毎朝)や授業を通して「話す」「聞く」を中心に英語でのコミュケーションを楽しみます。卒業生はバイリンガルを目指しましょう。

シンカ会議

シンカは沖縄の方言で仲間のことです。珊瑚舎のこと、世の中のことなどをみんなでゆんたく(おしゃべり)します。

授業及び講師紹介

「高認授業」講師 : 松田浩史、謝花香奈江、野原翔、與世田百花(珊瑚舎スコーレ・結塾J&Sスタッフ)
高等学校卒業程度認定試験(高認検定)に合格することが目標の一つですが、各科目が持つ面白さを実感することはもっと大きな授業の目標です。
「英会話講座(3年)」講師 : 與世田百花(結塾J&S 講師)
学校英語とは違う「話せる英語・聞ける英語」です。
「文章講座」講師 : 遠藤知子(珊瑚舎スコーレスタッフ、琉球大学非常勤講師)
「自分の言葉で誰にも書けないことを書く」ことが目標です。鑑賞と創作と表現の時間です。自作品をはじめ様々な文章を自分の声を通して表現する朗読の面白さも体験します。
「シンカソング」講師 : 寺島真生(作曲家)
珊瑚舎スコーレの生徒たちが作るオリジナルコーラスソング(ここ歌)のための時間です。初・中・高等部合同です。
「アートタイム」講師 : 玉城真(沖縄大学非常勤講師)
イメージを形にし、発表することを大切にします。そのプロセスの中で様々なものに出会うことは新たな自分を発見する可能性をもっています。
「体育講座」講師 : 新垣 千里(残波大獅子太鼓)
踊りの時間です。自分の体と動きを意識することは自分の体を自分自身のものにすることです。
「工芸講座・紅型」講師 : 城間あずき(首里 城間紅型職人)
はじめは出来上がっている型を染めることから始めます。反物を染め上げられるようになりましょう。
「工芸講座・焼物」講師 : 鶴田貴大(壺屋焼 育陶園)
自分の掌の中から形を生み出すこと、自分を形を生み出すための道具として使いこなす時間は貴重な自己対話の時間です。
「平和学講座」講師 : 北上田 源(大学非常勤講師)
日常的な生活の中に潜む差別構造や抑圧構造に気づく感覚を育てましょう。そして自分が出来ることをすることが平和への一歩です。
「沖縄講座」講師 : 宮城 竹茂(琉球古典音楽野村流松村統絃会 師範)
民謡にうたわれている世界を読み込み、歌いこみながら沖縄の歴史、文化、自然、社会にアプローチして行きます。
「自然講座」講師 : 渡久地健(大学教授)
生き物の生きるための知恵を知ることは生命の重さを実感することにつながり、ヒトという種に対する興味を呼び起こします。
「琉球・沖縄史」講師:賀数仁然(琉球歴史家)これだけの固有な文化と歴史を持つ島嶼地域は他に類がありません。一つの中心地としての琉球・沖縄を学びます。
「アクト&ドラマ(演劇講座)」講師 : 佐辺良和(琉球舞踊家・組踊立方)
演じることは自分自身と向かい合い、自信を見つめる時間を作ります。
「理数講座」講師 : 謝花香奈江、野原翔(結塾J&Sスタッフ)
正解を求めるためではなく、数学的な発想と考えることの楽しさを体験するための時間です。
「アジア講座」講師 : 那須泉(大学講師)、星野人史 (珊瑚舎スコーレ代表、琉球大学非常勤講師)人を知ることは大切なことです。東南アジアを切り口に「お隣の人々」に近づきます。
「じんぶん講座」講師 : 星野人史 (珊瑚舎スコーレ代表、琉球大学非常勤講師)
珊瑚舎スコーレの教育の考え方にさまざまな切り口からアプローチする「おもしろ哲学講座」です。

卒業後について

大学、専門学校などに進学する生徒が多いですが、珊瑚舎の専門部(現在休部中)に進む者、アルバイトをしながら自分の道を進む者、紅型職人や焼き物職人になる者などいろいろな卒業後があります。
聴講生制度があります。高校生と一緒に学んでみませんか。幅広い年齢の方々が授業に参加することは授業に厚みが出てきます。(募集要項を御参照ください)

珊瑚舎の教育は人間という存在だけに備わった能力である
「思索し、想像し、表現する」こと、
つまり「創造」する力の解放を実践する学校教育の本来の姿を
つくりだそうとしているのです。
御協力、御援助をお願いいたします。

珊瑚舎スコーレの教育に関心があり、
入学を考えている方に対して無料体験入学を実施しております。
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TEL:098-975-7781/ FAX 098-975-7783

E-mail:info@sangosya.com

事務局(10:00~20:00 土日祝日及び春期・夏期・冬期閉校日休業)
住所:〒901-1414 沖縄県南城市佐敷字津波古 509-4(馬天自動車学校向かい)

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