高等部の生徒たちが準備・運営して『学校選挙』を行いました。
これは投票権のない小・中・高校生が実際の選挙に対して模擬投票を行うという取り組みです。
今回は南城市長選挙です（前回の衆議院選挙『学校選挙』は過去の投稿をご覧ください）。
新しい試みとして、候補者の２名に質問を送りました。高等部の生徒たちが日ごろ気になっていることを質問としてまとめたものです。
●ニライカナイ橋の上の展望台の整備をお願いします(駐車場スペースの確保、トイレの設置など)。→前に日の出を見に行った時、結構人が来てたけど駐車場スペースが無くて大変そうでした。サイクリングで寄ってる人もいたから、トイレとかがあったら便利なのかなと思いました。
●珊瑚舎スコーレには小・中学生やお年寄りの方も通っています。小・中学生は義務教育ですが授業料など負担があります。調べていく中で「教育機会確保法」やフリースクールを支援する自治体があることを知りました。学ぶ権利の保障についてどのようにお考えですか。
（掲示物の準備をする高等部の生徒たち。分散登校の為、他の生徒はオンライン参加して投票率を上げるための話し合いなどをしました）
その他にも、
南城市の文化や特産品のPR方法／虐待を受けた犬や猫のメンタルケアなど動物愛護／SDGｓを踏まえた環境保全対策／県内の労働状況調査を受けて南城市のブラックバイト対策／普天間飛行場の辺野古移転についての意見／若者から高齢者までが気軽に利用できる遊び場や施設、など多様な質問を候補者に送りました。
忙しい中、候補者または後援会からお返事や丁寧な回答をいただきました。
休み時間にはタブレットで両候補の政策PR動画を流したり、近隣の自治体から投票箱を借りたりと、少しバージョンアップしました。
学校選挙の開票は２４日に行います。
