高等部の平和学講座(講師:松田浩史)では、10月から「ジェンダー」をテーマに授業をしています。
「ジェンダーって何だー?」から始まった授業では書籍だけでなく人を通して学びたい、ということで様々なゲスト講師をお招きしての授業を重ねています。
最近は、ゲイであることをカミングアウトして活動をしている平良亮太さんや性教育プログラムを実践している親川友里さん(ともに株式会社がちゆん)に加わってもらっています。
友だち同士や親子という設定でカミングアウトのロールプレイをしたり、通学路にある様々な性に関する情報を探すワークを通して議論しました。
(これまでの生徒感想)
・自分のセクシュアリティー完ぺきこれです!!って決まっている人ばっかりじゃないと思う。
・もっと勉強せないかんと思った。知らんで傷付けるのが怖い。大事にしたい。優しくありたい。
・考えてみればそう。誰が男は女を好きになって、女は男を好きになるって決めたのって?いろいろな性があるんだよね。
性自認や性的志向は様々で、12人に1人はセクシャルマイノリティという調査結果があります。
自分や身の回りに潜んでいる抑圧構造に気づける頭と感覚を見につけていきたいです。