うりづん庭 〝まれ人講座 -比嘉座-〟

うりづん庭 〝まれ人講座 -比嘉座-〟

うりづん庭(なー)の〝まれ人講座〟の様子をご紹介します。まれ人」は客人という意味で、毎年様々な分野で活躍している方をお迎えしてお話をうかがっています。今年は比嘉陽花座長率いる「比嘉座」の皆さんです。

その前座として昼間部の授業「アクト&ドラマ」の舞台発表を行いました。「物申すモノたち」という作品です。

高等部の生徒が脚本をつくり、初・中等部の生徒が出演・照明・音響をしました。 

そして、いよいよ比嘉座の舞台。全編ウチナーグチ&オリジナルのお芝居です。アコーディオンの演奏に誘われてその作品の世界へ。

沖縄の日常の愛おしいもの、過去・現在を詰め込みました」という作品のひとつひとつに会場から大きな笑いが起こりました。また、「沖縄戦」や「米軍基地」を描いた作品では、涙を流す夜間中学校の生徒の姿がありました。

上演が終わり会場とのやりとりの中で、ある生徒が「どうしてウチナーグチで劇をつくろうと思ったんですか」と質問をしました。比嘉座の方々は、いまは標準語といわれる言葉が多く話されているけど、その当時を生きた人の言葉はウチナーグチ。ウチナーグチだからこそ、その当時の風景まで観る人に伝えられると思う、とお話されていました。比嘉座のみなさん、素敵な時間をありがとうございました!

2018-03-28T12:31:59+00:00 2018/03/28 12:31:59 PM |行事|