6月9日(日)に参加した南城市 馬天(ばてん)ハーリーの様子を紹介します。
続いて、タイムを競う本バーリーです。珊瑚舎スコーレからは三艘がエントリー。
一般の部(職域)に『波丸』と『風丸』、女子の部に『天丸(てぃんまる)』が出場しました。
漁港内に立てられた旗でターンをして往復300mのレースです。一般の部は上位3チームが決勝へと進みます。
予選1レース目の『波丸』のスタートです(黄色い旗の船)。
他を大きく離してゴール。タイムは2分8秒00!でした。
予選4レース目は『風丸』(白旗)です。奥の赤い旗の船は前回優勝チームです。
折り返し(ターン)してからも差がほとんどなく、息をのむ展開に!後半の動画です。
勝ったかに見えましたが僅差で二着。タイムは2分00秒95でした!
予選が終わって、『風丸』は第二位で決勝進出!『波丸』は残念ながら、第四位でした(16チーム中)。
二艘とも男女混成チームですが、櫂を合わせることで地元のマッチョマンたちに引けを取らないことを証明しています。
この後、雷と大雨のため大会は中断。みなが再開を祈ってテントの中で待ちました。
中断の間に、馬天ハーリーのもう一つのメインイベント?『マグロの解体』がスタート。
48kgのマグロをさばくのは珊瑚舎スコーレ夜間中学校を卒業した方です!みなで分けて食べました。
天気が落ち着いて、女子の部決勝から競技再開!
『天丸』が競り勝って優勝!!やりました!
堂々の女子の部 二連覇です!!
間髪を容れずに、一般の部の決勝戦です!
『天丸』と連続して漕ぐメンバーも数名いましたが、悲願の一般の部優勝を目指して櫂(かい)を漕ぎます!
決勝戦。
浜や堤防からは一際大きな応援が3チームの選手たちに向けられます。
ターンも3チームほぼ同時!
優勝の行方は折り返してからの勝負に。
体力的にとてもきつい後半。
それでもフォームを崩さず懸命に櫂を揃える『風丸』。
珊瑚舎応援団も叫び続けています。
しかし、じり…じり…とトップとの差が開き、惜しくも二着でゴールしました。
珊瑚舎では、「揃い美らさぁ(するいぢゅらさぁ)」(揃った櫂さばきの美しさを体現する漕ぎ手たち)として、波丸・風丸・天丸から一艘を選びます。
また櫂を漕ぐ美しさを体現した個人を「漕じ美らさぁ(くーじぢゅらさぁ)」として表彰しています。
どちらも練習からお世話になっている漁協長さんに選んでいただきます。
「漕じ美らさぁ(くーじぢゅらさぁ)」に選ばれた3人!
それぞれ驚き×喜び×照れの表情です。
「揃い美らさぁ(するいぢゅらさぁ)」には『波丸』が選ばれました!
雷と雨で大変な一日でしたが、みなさん本当におつかれ様でした。
昨年は二度の台風によって延期→中止。珊瑚舎はチーム一丸となって二年分の気持ちで挑みました。
無事にハーリー大会が終わって本当に良かった。櫂(気持ち)を合わせることの大事さを今年も教わりました。
また来年、馬天ハーリーで。ありがとうございました!