長期休みの前は、恒例の三日がんまりです。3日間、山がんまりに通って集中的に作業を進めます。
そして年度末の三日がんまり最終日には「畑の卒業式」を行います。
珊瑚舎スコーレの卒業制作は、文章による『自画像』を書くことです。自分という存在に一つの輪郭を与えることだと考えています。
高等部を卒業する二人の自画像です。
https://sangosya.com/seitosakuhin/jigazou2017/
「パナリ」は珊瑚舎のココウタ(ここ一番のときに歌うオリジナル曲)です。
珊瑚舎には成績表はありません。前期と後期の二回、生徒は各講師が用意した「自己評価ノート」を書いて自分自身の取り組みをふり返ります。生徒一人一人の自己評価ノートには講師からのコメントが書かれています。毎年、自己評価ノートを手に取ると、食い入るように読む生徒の表情や小さな笑い声・ささやきがあります。
この3月で珊瑚舎を巣立つ卒業生・修了生がレイシを卒業記念樹として植えました。
毎年、山がんまりの最終日にはその年に製作した物に板を取り付けています。
生徒が板に自分の名前を書いて記念として残します。今年は陶芸用のがんまり窯の小屋につけました。
畑の卒業式も終わりが近づいて、そろそろ別れと旅立ちの時間です。
最後は記念写真を撮って、「ありがとう、またね」 また会う日まで。