地理の授業で、スウェーデンの若者の投票率が8割を超えたことに驚いた高等部の生徒たち。スウェーデンでは民主主義社会への若者を参画を推し進めるさまざまな取り組みがされています。
その一つとして位置付けられている「学校選挙」を高等部の企画としてやってみることになりました。
準備にあたって、はじめに「いまから4年間でどんなことが自分の関心事になっていくだろう?」という事を考えました。バイト代(最低賃金)を上げて/ゲームセンターやジムを増やしてほしい/一人暮らしできる?/コロナはどうなっている?/親のことが心配/災害への備えは?/ミャンマーのこと/環境問題について…etc。
高等部が学校選挙の準備をしていたある日、卒業生の一人がふらりと学校に立ち寄って『手紙』を置いていきました。彼らは国際通りなどでこの『手紙』を道行く人に渡して、選挙について意見交換をしているそうです。
学校選挙当日の様子
開票作業は来週月曜日に行う予定です。自分自身のリアリティからスタートした生徒たちが、政治や社会そして民主主義について何を学んでいくか。今後も続けていきたいと思います。