海のフィールドワーク 『塩屋湾のウンガミ』

海のフィールドワーク 『塩屋湾のウンガミ』

4月の平安座島の「サングヮチャー」見学に続く第二弾として、大宜味村塩屋湾のウンガミ(海神祭)を見に出かけました。初・中・高等部、夜間中学校の生徒合同でバスに乗って行きました。今回も講師は沖縄講座の宮城竹茂さんです。

ウンガミは旧暦七月の盆前後に沖縄本島北部を中心に行われる行事で、国の重要無形文化財に指定されています。海から豊饒や幸福をもたらす来訪神を迎えて、以後一年間の豊饒と幸福・健康を祈願し感謝するという儀礼です。

屋古アサギでの儀礼。衣装をまとった神人(ハミンチュ)の方。後ろにはクムという藁で編んだ日よけ。各部落で割り当てて製作するそうです。

 

芭蕉の葉が敷かれ、定めれた席に神人が座っています。シマンホーと呼ばれる男性(神人の護衛)が神人に米と酒・杯を供えて回ります。

ハーリー。塩屋・屋古・田港の集落ごとに三艘が同時に出発し、塩屋の浜までの約800mを競います。

ゴールとなる塩屋の浜では各村落の婦人たちが、ハーリーの到着を海に入って太鼓を打ち鳴らして歌い、踊りながら迎えます。

はじめにスタートした3艘のうち2艘は途中で水が入り止まってしまいました。塩屋の浜では到着した船に歓声を送っています。

浜に着いた屋古のウフバーリー(大きなハーリー船)。

 

この祭りはどんなに天気が悪くでも行われてきたそうです(台風が直撃した年も、ハーリーのみ中止して祭祀は執り行われた)。だからこそ4~500年前からの古い形式を守りながら今日まで続いている、とのことでした。講師の竹茂さんが言うように、昔に思いを馳せながら海神祭を見学できました。

 

おまけ

塩屋公民館の方のご厚意で館内でお弁当を食べました。夜間中学校の卒業生が手作りの三枚肉をふるまってくれました。

 

 

2018-09-07T11:28:44+00:00 2018/09/06 4:36:41 PM |未分類, 行事|