11月5日に韓国済州(チェジュ)島の中学生たちとの交流会を行いました。
今回、彼らは四泊五日の行程で戦跡や米軍基地を回って平和を考えるスタディツアーを企画しました。その一環として、珊瑚舎スコーレの生徒との交流会を希望してくれました。
珊瑚舎の生徒たちもこの交流会に向けて準備を進めてきました。韓国語を勉強している高等部の生徒が講師役になり、コミュニケーションのための言葉やハングルを勉強しました。覚えたハングルを使って自分たちの名札をつくりました。また朝鮮半島の歴史や済州島についてのミニ学習会を行ったり、どうすればより良い交流会になるか話し合いを重ねました。そうこうしているうちに、ついに交流会本番。当日の様子を紹介します。
今回、通訳兼現地ガイドとして済州島学生に同行されている沖縄の方がいます。生徒たちの様子を見て「同世代の交流は大事。交流会の時から済州島学生の目の輝きが違うんだよ」と笑顔で教えてくれました。国や言葉は違ってもすぐに打ち解けて楽しい時間を共有しようとする彼らの姿に、「その通りですね」と納得しました。
今回の交流会は大切な「きっかけ」になりました。珊瑚舎の生徒はこれから韓国や済州島と聞いたら、きっと彼らとの交流を思い出して話題になると思います。次の修学旅行は済州島(!?)という話も飛び出しましたが、ぜひ訪れてみたいです。